鉄の家の走行日誌

鉄の家のランニング日記

2020.04.26 LSD ジョギングエチケット

LSD with マスク 距離 16 km 時間 90 min.

 

スクラン 

今日はマスクをつけて走りました。

周りのランナーでマスクをしているのは、半分くらいの割合でした。

 

 マスクをつけて走るのは中学校の陸上部の練習以来です。少し懐かしくなりました。

当時は、中学生の貧弱な足に過度な負担をかけることなく心肺機能を鍛えるために着けていました。

 10年後の今日マスクをつけたのは、コロナウィルスの影響です。

 

ジョギングエチケット

前回のランニングは、マスクをつけずに走っていました。なぜなら、一人で走るので他人と密着するわけでもないし、屋外では換気も十分できるので、自分へも他人へも感染しないだろうと考えていたからです。

ところが、IPS細胞の研究者でありランナーでもある山中教授が、ジョギングエチケットを呼びかける動画をアップされていたので、少し考えるようになりました。

 

www.youtube.com

 

山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」では、「走って大きな息をするときは、席やくしゃみと同じように周囲への配慮が望まれます。マスク、若しくはばふ頭でジョギングエチケットを心がけましょう。」とあります。

また、「走る時は、10メートルくらい離れないと感染の危険があるという報告もあります」ともあります。

走っている間の呼吸は大きく、立っているときや歩いているよりも更に広い範囲にウイルスをまき散らし、感染させる可能性があることに注意して走らなければなりません。

 

私がマスクをする理由

とはいえ、一人で屋外を走るだけなら感染させないだろうと正直高を括っていますが、それでもマスクをするのには、2つの理由があります。

 

1つは、ランニング中に誰かに話しかけられた場合や自分が体調不良で助けを求める場合には、他人との接触を免れることはできないからです。

前回の練習では、信号待ちをしていると、「駅はどっちですか?」とおじいさんに話しかけられました。ちょっとの会話でも、自分は大きく呼吸をしていて、相手は耳が遠く近づかなければならないとなると、お互いに感染リスクは高まります。

また、気づかない間に感染している場合には、ランニング中に急に体調が悪化することも考えられます。周りの人たちに助けを求めると、助けて下さる方との密な接触による感染を招くことになります。

このような場合に、「家からマスクを取ってきます」ということもできませんので、あらかじめマスクをしておく必要があります。

 

2つ目は、周りの人の不安の軽減です。

周りの人は、近くをランナーが通ると、「コロナが蔓延している中で走るなよ」「感染を広げるだろ」「移ったらどうするんだ」と思っているかもしれません。ランナーが気持ちよく走るためには、社会から受容される必要があります。ランニングによる感染拡大の予防策を講じて、周りの人の感染の不安を緩和して、社会から受容してもらい、気持ちよく走りたいものです。

 

マスクをして走ってみると、当然ながらいつもより呼吸が苦しく感じました。足への負担を減らして心肺機能を鍛えるには良い練習方法の一つかもしれません。しばらくマスクランをい継続します。